DAWN FX

The dawn is breaking

【週間示唆-振り返り31】

週間示唆は下記より。

 

dawnfx.hatenablog.com

 

ドル円

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緑水平線内の平行レンジの形を取った1週間だった。特に緑丸のwボトムがポイントだった。最初は戻り売り検討していたので紫MAから短期的に戻り売りをして緑水平線まで狙えたのだが手出しできず。Wボトムを作ったら、今度は紫MA上抜け後の押し目買いができるのだが、他のラインが気になってこれも手出しできず。結局安全に買えるのは黒切下げライン上抜けの青丸から。1Hで見た場合は青丸が買い所になる。ここから買う場合は黒切下げライン2種の間の扇を取るイメージ。

レンジを崩す形になるか、レンジ継続かという判断に迷った結果、中途半端なことしかできなくなるといういい例w

戦略の変更に合わせて、思い切って迷わせるラインを消すという工程が必要かもしれないと思った。それはそれで難しいことだけども、それをやらなきゃいけない。

 

【ポンドル】

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こちらは比較的判断に迷わず分かりやすい値動きだったか。紫切り上げラインへのリテストがしっかり入っているのと、Twitterでも書いたダイヤモンドの形に気づくと即乗りしやすい。1つ目の青丸は水平線で実体が抑えられているところで、いけるかなと思って試し売りしていた。本来ならエントリ条件の1つであってエントリポイントにはしなかったところ。本命は2つ目の青丸。ダイヤモンド抜けで小さくリテストが入っている辺り。即乗り可能の場合が多いのでリテストを待たずにエントリもできるが、乗り遅れたらこういう形もあり得るので気落ちせず待ち構えたい。

 

【ポン円】

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これはやられてしまったやつ。紫切り上げラインへのリテストが甘かったものの、大元のチャネル上限にヒゲで反応していたのと黒水平線下抜けからで売った。緑水平線にタッチはするかと思ってたらわずかに届かず上抜けへ。示唆でも書いた平行レンジの様相を呈してきたような感じで、来週は緑水平線の高値を狙いに来るかといった感じ。

 

【ユロドル】

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こちらは水色切下げラインへのリテストの流れ。買い戦略もあるにはあったが、やはり黒切下げラインは再調整が必要だった。Twitterで呟いた裏チャネルについて、本来ダウントレンドならば緑丸の高値からの切り下がりがあって初めて、最高値と緑丸の高値を結んだ直線を引いてそれを下にコピーしてチャネルとする。しかし今回の場合は裏チャネルが機能した。裏チャネルは青丸2カ所を結んだ直線を上の最高値に当てることで、緑丸を予測することができる。ただ発動条件がまだよく分からないので研究中。

この裏チャネルを超えていくようであれば押し目買いが検討できるし、超えなければ下目線で見られる。といったところで、フィボなどを利用して38.2%戻りも確認しつつ、MA下抜けの青丸が売り所。全体としては赤チャネル下限ラインを目指す動きになっているか。

 

【ユロ円】

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ドル円みたいにラインがわちゃわちゃしていないせいでやりやすいw

週明けの上昇から考えると、まず黒水平線が効かなかった時点で黒切下げラインからの戻り売りに戦術を切り替えて緑切り上げラインまでが狙える。その下まで狙うには紫MAが緑切り上げライン下抜けまでついてくるのを待つ必要があるので、キープするより一旦決済するのがいい。実際はここでWボトムを作ったので上抜けを待って青丸が買い所。現状は上昇が弱いような気がするのでもう一押しはいるかもしれない。

 

 

【振り返りまとめ】

上下に揺さぶられている中で自分ももみもみされてやられたものもあるが、基本的にはチャートの形通り従えばよいという先週の考えでいれば、やみくもにファンダ要素を気にする必要はない。何しろ自分の場合は、局所的に見ても4Hのローソクが確定しないと検討に値しないので間で何が起ころうが半日ぐらいはほっておける。

 

 

【週間示唆-振り返り30】

週間示唆は下記より。

dawnfx.hatenablog.com

 

ドル円

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タイミング逃して痛恨のノートレ。売り所となるのは青丸の部分3カ所ほど。ただ2つ目、3つ目の青丸は緑水平線に対する反応具合が気になって売るのは難しい。切り上げラインを引いて待ってたが結局ここからは売れなかった。

3つ目は1Hでみると抜け戻りのポイントだが、4Hでは下ヒゲとなっていて気になるところ。ここは指標発表と重なっていたと思う。何もない時のこういう下ヒゲと指標時の値動きは対処が異なってなかなか取りづらいポジションなので、一番いいのは1つ目の青丸から。元々灰色にしていた緑切り上げラインは高値更新がなかったので無視して、そのまま緑水平線を狙っていけるポジションとなる。ここもあらかじめ平行レンジであるという認識ができていないと反応が小さいんじゃないかと不安に感じられるところだと思う。しかし平行レンジであればストップはレンジの内側でいいのでRRはとてもよくなると考えたい。またローソク足が日足緑MAの下に潜っているのもポイント。

 

【ポンドル】

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示唆通りフィボナッチ38.2%ラインで反発したので、下位足に落としてトレンド戻りをつけた青丸の辺りから、紫切り上げラインまで。フィボのラインを根拠にする場合、下位足の形もよく観察したい。今回は1Hでwトップを作っているので売りやすい形となっているが、4Hのままだと、必要となる根拠は調整の戻りエリオットB波であるという環境認識があって、フィボライン(深く戻っても38.2%まで)にタッチして反落していくという2点しかない。細かく言うともう少しあるけど。

普段から述べているラス押しラス戻りがどうとかMAがどうとかいう手法では対処できないパターンなので、こういう時は意識的に手法を切り替える必要がある。1Hであれば前述の2つの根拠と合わせて天井圏でWトップ形成というチャートパターンと紫MA引きつけを根拠にできるので比較的安全に臨める。

 

【ポン円】

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ノートレ。ポンドルのように38.2%にも50.0%ラインにも届いていなかったのでなかなか決断できなかった。一応小波のトレンドは5波つけているので調整の下落は考えられるが、自分としては紫切り上げライン抜けの戻りがもう少し入ると思っていた。一応売り所は1Hの青丸の所。ドル円と同じで上位MAの下に潜っている所で短期MA引きつけの所。

今回のポイントとしては緑丸の再現性か。トレンドライン抜け戻りがどちらも浅いというところに着目したい。今後は緑水平線を抜けていくかどうかに注目したいところ。

 

【ユロドル】

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黒チャネルの上限に達したので売りを仕掛けることを検討したい場面。底から切り上げラインを引きづらい場合は、今回のように天井圏で形成されているトレンドに黒切り上げラインを引いて、その抜け戻りを狙うのがいい。

全体としては水色切下げラインへのリテストが入ってきたような形。

 

【ユロ円】

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最も検証しがいのあったのがユロ円か。どちらかというと押し目をとってもう少し上昇する目線を取っていたので、売るにしても紫水平線や切下げラインが気になって売れなかったパターン。全体としては日足にはもう少し上値の余地があると考えていたので、4Hが高値2つつけても押しをつけて昇っていくイメージを持っていた。ところが結果はWトップのパターンで大きく下落した。ポイントは最上位の月足の形だと思う。ピンク切り上げラインに対して4Hの左肩がタッチしている。基本的に上位足の方が強いという前提がある中で、と日足の形と月足の形において優先順位をミスってしまった。

 

【示唆まとめ】

いくつかのとても貴重な経験を得た1週間だった。月足が絡んくる時はなかなかないのでどういう状況で動いていくかというのは得がたい経験だと思う。

また4Hの形と1Hの形において、4Hの下ヒゲが気になる時は1Hではトレードしないという形でそれぞれの手法や目線に矛盾を与えない手法やポジショニングの構築を心がけていきたい。普段は4Hのままエントリしていて、以前は時間足を変えた時の矛盾に苦しんだ経験があるので、今回のような対処方法について、自分なりにどういう時にトレードするかしないかを考えるよい機会となった。

 

【週間示唆-振り返り29】

週間示唆は下記より。

 

dawnfx.hatenablog.com

 

ドル円

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ノートレ。レンジ状態継続。紫切り上げラインリテストからの下落に勢いがなく日足の緑MAにタッチして天井の緑水平線まで上昇ということで見事に平行レンジの動きとなっている。今後は窓埋めが気になるところ。

 

【ポンドル】

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ノートレ。元々の戦術としては紫水平線上抜け後の押し目買いだったが、緑丸がWボトムで青丸がWボトムのネックラインをレジサポ転換しているのと、こちらを右肩にして逆三尊となっているので、黒水平線上抜けからの即乗りでもいい形。パターンが見えた時にラス押しラス戻りよりもどれだけ優先できるかどうかが今後の検証課題か。

 

【ポン円】

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ノートレ。こちらも形はポンドルと同じで、Wボトムで逆三尊という形。現在地のラス戻りをしっかり超えてくるかが今後のポイントか。ポンドルにせよ短期紫MAに乗ったところが買い所という基本の形は変わらないと思う。

 

【ユロドル】

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ノートレ。青切下げラインを抜けてきたあたりか、紫切下げラインを上抜けたあたりが買い所。ポイントは赤切下げラインを下抜けられなかったところと、紫水平線がレジサポになっていたところ。紫切下げラインを上抜けるポイントと紫水平線を上抜けるポイントが重なったことで強く上昇していったと解釈する。

 

【ユロ円】

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ノートレ。ロドルと同じような形で、青切下げライン上抜けで紫MAがついてきたあたりが買い所。紫チャネルの上限で半決済して残りを引っ張るのがよさそう。ユロドルにしても大元のチャネルの中に引かれる切下げライン抜けが、左の方にあるネックライン際の攻防の末に生まれたものかどうかが、実際に売り買いしていいかの判断の前提になる。

 

【振り返りまとめ】

ユーロだけでもやっとけばよかったかなあと。抜けの押し戻りとは売り買いのポイントであって、流れの根拠はもっと左側にあると意識すればエントリの迷いも減らせると思う。振り返りとしては年内最後。元日水曜日を来週に控えて、引き続き観察継続予定。