DAWN FX

The dawn is breaking

【週間示唆-振り返り30】

週間示唆は下記より。

dawnfx.hatenablog.com

 

ドル円

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タイミング逃して痛恨のノートレ。売り所となるのは青丸の部分3カ所ほど。ただ2つ目、3つ目の青丸は緑水平線に対する反応具合が気になって売るのは難しい。切り上げラインを引いて待ってたが結局ここからは売れなかった。

3つ目は1Hでみると抜け戻りのポイントだが、4Hでは下ヒゲとなっていて気になるところ。ここは指標発表と重なっていたと思う。何もない時のこういう下ヒゲと指標時の値動きは対処が異なってなかなか取りづらいポジションなので、一番いいのは1つ目の青丸から。元々灰色にしていた緑切り上げラインは高値更新がなかったので無視して、そのまま緑水平線を狙っていけるポジションとなる。ここもあらかじめ平行レンジであるという認識ができていないと反応が小さいんじゃないかと不安に感じられるところだと思う。しかし平行レンジであればストップはレンジの内側でいいのでRRはとてもよくなると考えたい。またローソク足が日足緑MAの下に潜っているのもポイント。

 

【ポンドル】

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示唆通りフィボナッチ38.2%ラインで反発したので、下位足に落としてトレンド戻りをつけた青丸の辺りから、紫切り上げラインまで。フィボのラインを根拠にする場合、下位足の形もよく観察したい。今回は1Hでwトップを作っているので売りやすい形となっているが、4Hのままだと、必要となる根拠は調整の戻りエリオットB波であるという環境認識があって、フィボライン(深く戻っても38.2%まで)にタッチして反落していくという2点しかない。細かく言うともう少しあるけど。

普段から述べているラス押しラス戻りがどうとかMAがどうとかいう手法では対処できないパターンなので、こういう時は意識的に手法を切り替える必要がある。1Hであれば前述の2つの根拠と合わせて天井圏でWトップ形成というチャートパターンと紫MA引きつけを根拠にできるので比較的安全に臨める。

 

【ポン円】

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ノートレ。ポンドルのように38.2%にも50.0%ラインにも届いていなかったのでなかなか決断できなかった。一応小波のトレンドは5波つけているので調整の下落は考えられるが、自分としては紫切り上げライン抜けの戻りがもう少し入ると思っていた。一応売り所は1Hの青丸の所。ドル円と同じで上位MAの下に潜っている所で短期MA引きつけの所。

今回のポイントとしては緑丸の再現性か。トレンドライン抜け戻りがどちらも浅いというところに着目したい。今後は緑水平線を抜けていくかどうかに注目したいところ。

 

【ユロドル】

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黒チャネルの上限に達したので売りを仕掛けることを検討したい場面。底から切り上げラインを引きづらい場合は、今回のように天井圏で形成されているトレンドに黒切り上げラインを引いて、その抜け戻りを狙うのがいい。

全体としては水色切下げラインへのリテストが入ってきたような形。

 

【ユロ円】

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最も検証しがいのあったのがユロ円か。どちらかというと押し目をとってもう少し上昇する目線を取っていたので、売るにしても紫水平線や切下げラインが気になって売れなかったパターン。全体としては日足にはもう少し上値の余地があると考えていたので、4Hが高値2つつけても押しをつけて昇っていくイメージを持っていた。ところが結果はWトップのパターンで大きく下落した。ポイントは最上位の月足の形だと思う。ピンク切り上げラインに対して4Hの左肩がタッチしている。基本的に上位足の方が強いという前提がある中で、と日足の形と月足の形において優先順位をミスってしまった。

 

【示唆まとめ】

いくつかのとても貴重な経験を得た1週間だった。月足が絡んくる時はなかなかないのでどういう状況で動いていくかというのは得がたい経験だと思う。

また4Hの形と1Hの形において、4Hの下ヒゲが気になる時は1Hではトレードしないという形でそれぞれの手法や目線に矛盾を与えない手法やポジショニングの構築を心がけていきたい。普段は4Hのままエントリしていて、以前は時間足を変えた時の矛盾に苦しんだ経験があるので、今回のような対処方法について、自分なりにどういう時にトレードするかしないかを考えるよい機会となった。