【週間示唆-12/30~1/3】
【ドル円】
日足
4H
日足はチャネル上限の揉み合いとなっている。上値の可能性として黄緑枠の幅を想定するものの重たげに見える。底値からの3波分のエネルギーと窓埋めの青水平線が気になるところ。灰色切り上げラインは高値の更新があれば色を変える予定の仮定ライン。4Hでは平行レンジの中で上下どちらもあり得るところ。買い方としては窓埋め後にそのまま緑水平線を上抜けするかを気にしていきたい。売り方は上限からの売りと青水平線下抜けの売りを考えたいところ。
従って取れる戦術は下記の通り。
①緑水平線上抜け後の押し目買い
②青水平線下抜け後の戻り売り
【ポンドル】
日足
4H
日足は調整の下落が緑水平線で反発している場面。青トレンドライン抜けのリテストを想定しながらどこまで上昇するか気にしていきたい。4Hではフィボ50%、38.2%ラインの他、青トレンドラインの位置を気にしていきたいところ。紫切り上げラインは今後の値動き次第で調整する必要がありそうに見える。買い方としては短期的に押し目買いを狙いたい場面だが、売り方としては調整後の再下落をイメージしたい。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA押し目買い
②フィボラインまたは青トレンドラインで反転後の戻り売り
【ポン円】
日足
4H
日足はなかなか興味深い位置にある。水色チャネルは週足で引かれるライン。そこに表示されている大きなローソクは月足の形。上値を実体で抑えられている。週足のローソクも同じように上値を抑えられている。今後はチャネル抜けがしっかりできるのか、チャネル内に押し戻されるかがポイントか。4Hでは青トレンドライン抜けのリテストを考えたい場面でフィボのラインを合わせて戻りを捉えたい場面。紫切り上げラインはポンドルと同じく調整の必要が出てくるかもしれない。買い方としてはチャネルラインも気になるところで紫MAを伴いたい。売り方は戻りが入って、売りに転じる場面を待ちたいところ。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA押し目買い
②フィボラインまたは青トレンドラインで反転後の戻り売り
【ユロドル】
日足
4H
日足は高値を抑えられているところで水色切下げラインにMAが伴っていない場面。WトップWボトム再度Wトップという形になるかどうかに注目したい。全体として黒水平線と赤チャネル下限ラインで構成される三角もイメージしたい。4Hでは黒チャネルの角度を想定しつつ、水色切下げラインと紫切り下げラインへのリテストを考えて起きたいところ。この急騰の仕方だと1HのMAとの絡みを注意したいところで、1HMAに押し目をつけるか下に潜ってくるかが短期足のポイントになりそう。買い方としては押し目買いを中心に考えたい。売り方としては現在の高値のラインからの戻り売りが検討できるか。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA押し目買い
②現在値からの戻り売り
【ユロ円】
日足
4H
日足は上値を抑える切下げラインが2種ある。特に緑ダウントレンドラインは意識されそうなライン。月足の三角ラインに沿うような値動きの中で、大きく上昇するならば黄緑色枠の値幅を想定。売りとしては全体としてウェッジ系の形となっていてここでのWトップ形成も視野に入れておきたい場面。赤切り上げラインの外に緑チャネルラインがあるので下落の流れの中にはワンクッション生まれる可能性が示唆されている。4Hでは紫切下げライン抜けに対して紫MAがついてきていないので一旦の押しを期待したい場面。ネックラインとなりそうな紫水平線を軸に短期的な押し目買いを想定したい。売りとしては1HMAを観察しつつ明確な転換の形を待ちたい場面か。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA押し目買い
②現在値付近からの反転パターンが現れた場合の戻り売り
【示唆まとめ】
年内最後の示唆。各ペア共に新たな動きの始まりを予感させる場面に差し掛かっていると思われる。全体としてドルが弱まりつつあるようにも見えるが、ポンドがジョーカーみたいでよく分からない。経済面で見ればイギリスはポン安の方がいいわけで長期的な誘導があってもおかしくはないのがなんとも。ドル円に限ってはこのチャネル上限の値動きは特に重要かなと思う。ユーロに関しては上値の余地が残されている。いずれにせよドル安と円高が重なるポイントが来たときに乗り遅れないようにしたいところ。逆も然り。