DAWN FX

The dawn is breaking

【週間示唆-振り返り52】

週間示唆は下記より。

dawnfx.hatenablog.com

 

ドル円

示唆時点4H

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結果4H

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強烈なブレイクからチャネル上段も上抜けて水平線も上抜けという結果に。1Hでみてもブレイク時の押し目はなく、乗り所としては青丸の直近高値を超えたあたりに飛び乗りとなる。この場合、基本戦略として最初は押し目を待つ。水色MAや青丸付近の直近高値に抑えられて小さく押し目をつけるのが一番いい。2番目はこのブレイクが連続陽線で陽線2本分(8時間)かけてゆっくりブレイクするパターン。その場合だと1Hでは節目にリテストが入りやすいのでそこが2番目の候補。3番目は今回のように4Hローソク1本で抜けて行く場合に、最初の1時間目2時間目で強くぬけていくケース。そうすると最後の3時間目か4時間目に小さくヒゲなどでリテストをつけることを期待できるのでそこから乗っていく。今回は4Hローソクの3時間目と4時間目で抜けて行ったケース。

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上記が1Hチャートに4Hローソクをオーバーラップさせた画像。3時間目で抜けて、4時間目で一気に抜けて行った。この場合、4時間目のローソクが上ヒゲ陰線になって押し込まれる可能性を警戒する。この警戒を解くには高値更新が必要となる。

また4Hローソクの最後の1時間のうち15分足の前半で下ヒゲをつけてから高値更新することを期待する。今回はそのいずれでもなかった。最後から2本前の足で実体を伴って明確に上抜けしたあと、最後の足も下ヒゲをつける気配がなく一気に加速した。

本来であれば週間示唆でも述べたように、水平線ブレイク後の押し目を考えるのだが、こういうケースのように最後の1時間足が押し目をつける気配がない場合はブレイクエントリしたい。どのタイミングでブレイクしていくかが大事だと考える。押し目を拾う場合は、値動きの確定を待つ。ブレイクで乗る場合は、そこに至るまでの過程を分析する。そいうアプローチの違いがあるのが難しいところ。

 

【ポンドル】

示唆時点4H

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結果4H

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結果1H

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ポン円も含めて乗り損ねてたのだけど青丸が乗り所。ブレイク時に4Hと1Hを観察して少なくとも1HMAタッチか寄りつきまでは引きつけたい。1Hの青丸箇所だと二山つくっていて後ろの山でMAタッチしているのでここから乗れるのがベストだが、上位MAとの乖離が小さい状況でもあるので1つ目の山の谷からでも問題ないと思う。紫水平線の上にもう一本引いていない意識されている水平線が存在しているのを感じ取っていればという前提があるが。決済は紫水平線での反応を見ながら。ただし最高値の紫水平線が最終利確ポイント。その上の赤水平線を目指す動きについては見送るのが安全。

 

【ポン円】

示唆時点4H

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結果4H

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結果1H

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こちらも1HMAの方に押し目が入ったのでそこから乗っていく。決済目標は示唆でも述べていた青切下げライン付近。ここをブレイクしたら再度押し目買いをする。または半値決済で伸ばせるだけ伸ばすとしても黒水平線か紫チャネル上限ラインまで。ポンドルもだけどそれ以上のラインを目指していく動きになったらそれは見送った方がいい。自分が引いているラインの中で4Hチャートに引かれているチャネルや水平線を越えるということは、自分のフォローできるチャートの流れを上回っているということになるので、そこから先は未知の領域となる。日足週足を見てざっくり見ることは可能だがデイトレだともっと細かくみていかないといけない。

 

【ユロドル】

示唆時点4H

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結果4H

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比較的やりやすかったのがユーロ系だと思った。こちらは高値更新に合わせてブレイクエントリ。最上段までフォローできているので予測の範囲内の動きだったと言える。

 

【ユロ円】

示唆時点4H

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結果4H

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こちらは基本的に押し目買いでついていけた動きか。1つ目の青丸から乗って青チャネルと紫チャネルの交差点まで。その後ブレイクして青チャネル天井がレジサポ転換したのを見て再度ロングで最上段まで。月足週足のピンク三角ラインタッチが天井だった様子。

 

【振り返りまとめ】

大相場にも必ず乗り所があるし、どこかにその前兆となる値動きは存在している。最初に乗れなくとも次がある。短期足なら乗り場も多いと思う。大事なことは次につなげていくことを意識して相場を観察できているかだと思う。自分は本業が忙しくて今週はあまりトレードできなかったが、それでも利益につなげられている。押し目の形、ブレイクの形は時に曖昧で執行足に現れて欲しいものが下位足に発現してそのまま進行していくことがたくさんある。だから執行足だけでなく下位足もよくみないといけない。下位足から乗る時は上位MAとの乖離が生まれる直前であれば問題ないと思う。どの程度の乖離までなら大丈夫かと言えば、それはMA準拠だと表現が難しいけど、ローソク基準であれば3波推進の内、1波分を3波起点に合わせた時の最初の23.6%付近くらいまでの範囲だと思う。50%ライン幅を抜けた所からだと完全な乗り遅れになるのではないかな。