【週間示唆-2020/5/18~5/22】
【ドル円】
週足
日足
4H
EMA/SMA準拠目線:週足→DC=売り 日足→GC=買い 4H→DC=売り
週足は上ヒゲ陽線という形。3週前からみて明星系の振る舞いだが、ヒゲの出方、実体の短さがあって動きが悪くなっている。明星と似たような振る舞いをするかもしれないという点は頭に入れておきたい。日足では青切下げラインと緑切下げラインを引いて観察。4Hでは緑水平線がレジサポするかという点と絡ませて、黒切り上げライン・黒切下げラインで方向感を見ている。緑切下げラインについては最終の防衛線と見て、ここを超えると勢いづくかという感じで見ている。現状黒切り上げライン下抜けしつつあるところではあるが日足のMAがGCしていることもあり慎重に判断したいところ。買い方としては黒切り上げライン上抜けしてほしく200MAのサポートもほしいところ。売り方としては黒切り上げラインを下抜けしてほしいしMAのDCがあるとなお良い。
従って取れる認識と戦術は下記の通り。
◇売り優勢調整局面◇
①黒切下げライン上抜け後の押し目買い
②黒切り上げライン下抜け後の戻り売り
【ポンドル】
週足
日足
4H
EMA/SMA準拠目線:週足→DC=売り 日足→DC=売り 4H→重複
週足はしっかりした陰線が出たことにより下値の目標値を意識したい展開になった。水平線下ではピンク水平線が意識されるかといった場面。日足はハーモニック系Wトップという形から捉えて、直近のN幅フィボ161.8%を意識しておきたい。4Hに降りては黒チャネルの角度で観察し、ヒゲ先だけ下抜けするなど目標値達成のための強引な展開も考慮しておきたいか。その後のハーモニックターンの可能性を考慮すると底値からの反発の仕方には注意しておきたいところ。単純なWトップと見た場合、青水平線からの戻り売りという展開もある。買い方としては底値からの押し目買いを意識したい。売り方はピンク水平線下抜けして欲しい。または青水平線からの戻り売りを考慮したい。
従って取れる認識と戦術は下記の通り。
◇売り優勢◇
①紫MA戻り売り
②フィボ161.8%反発後の押し目買い
③紫MA上抜け後の押し目買い
④青水平線からの戻り売り
⑤ピンク水平線下抜け後の戻り売り
【ポン円】
週足
日足
4H
EMA/SMA準拠目線:週足→DC=売り 日足→DC=売り 4H→重複
週足はポンドルと同じくしっかりした隠線となり、下値の把握が意識される展開となっている。水色チャネルのほか、赤水平線、ピンク切り上げライン等がある。日足では急落のネックラインとなる赤水平線が意識されそう。4Hでは直近の紫チャネルで観察しているのと、フィボ161.8%の存在を意識しておきたい場面。ポンドルの展開と合わせて注目しておきたい。買い方としては紫チャネルを上抜けして欲しい。売り方は戻り売りを基本にしつつ大きな節目は様子見しておきたいか。
従って取れる認識と戦術は下記の通り。
◇売り優勢◇
①フィボ161.8%ライン付近で反発後の押し目買い
②紫チャネル上抜け後の押し目買い
③緑切下げラインで反発後の戻り売り
【ユロドル】
月足
週足
日足
4H
1H
EMA/SMA準拠目線:週足→DC=売り 日足→GC=買い 4H→DC=売り
週足は上下に大きく動くものの下値のサポートが強い底堅い展開となっている。日足では赤切下げラインを上値の意識線と見る。下値については緑水平線だけでなく黄緑点線チャネルラインも念頭に置いている。4Hに横断しているピンクラインは月足の切り上げラインで日足週足では実体でここを下抜けしているが月足ではヒゲが差し込んでいるものの押し戻された形となっており、月足で意識するライン。これを4Hに落とすと横断する形となっている。従ってMAの状況を踏まえてもここの横揉みはむべなりかといった展開。故に月足の形成過程を意識しながら観察しないといけないところでここ数ヶ月の月足は下ヒゲの陰線となっており、最後の数日または1週間でおおきな上昇となっている。しかしながら上値を抑えられる状況が継続している。注意したいのはこの流れが継続するか、変形するかということ。現状4Hレベルでは手が出せない場面展開で、1H以下がよさそう。オレンジラインは上下のレジサポを意識しているが、ヒゲが存在感を示しており実体を伴ったローソクの形成を待たねばMAの追従性を考えても乗りにくい。無理にトレードしなくてよい状況と見る。
従って取れる認識と戦術は下記の通り。
◇売り優勢調整局面◇
①日足MA戻り売り
②赤切下げラインで反発確認後の売り
③4Hピンク切り上げライン上抜け後の押し目買い
④4H緑水平線下抜け後の戻り売り
【ユロ円】
週足
日足
4H
EMA/SMA準拠目線:週足→DC=売り 日足→GC=買い 4H→DC=売り
週足は赤水平線に対する反応が気になる所。日足は赤切下げラインを引いて上値を観察中。4Hでは青切り上げラインを引いて、ダイヤモンドとして認識。水色水平線に対する逆三尊の形をダイヤモンドの内部波動として捉える。現状右辺の三尊下抜けのリテストが入っているような形に見える所で、紫水平線がレジサポ転換するかというのが直近の観察ポイントとなる。従って買い方は赤切下げライン上抜け後の押し目買いをしたい。売り方は青切り上げライン下抜け後の売りをしたい。
従って取れる認識と戦術は下記の通り。
①赤切り上げライン上抜け後の押し目買い
②青切り上げライン下抜け後の売り
【示唆まとめ】
ポン円がいまいち観察のアイデアに乏しい感じがしている。ポンドルと合わせてひとまず161.8%を意識しておきたい。ユロドルは月足の切り上げラインとそれに対する数ヶ月の振る舞いを頭に入れておきたい状況。分かるところまで待つ。分かったと思ったらトライ!