【週間示唆-2020/3/30~4/3】
【ドル円】
週足
日足
4H
1H
週足は水色三角ライン及び黄色チャネルが上値を抑えた形となっている。ディセンディングトライアングルの形を形成しているとも取れるが、波形の候補が複数ある状態となっている。日足は紫SMAに反応したところで、下ヒゲをつくっている。高値の切り下がりがあり全体として下降トレンドとなっている。4Hではまともなトレンドラインが引かれない状況で、切り返しの有無に注意したいところ。MAはGCを維持しており、ここから円安方向への上昇が始まる可能性とダウントレンドの2波の可能性を考慮しておきたい。1Hに降りてようやく短期MA追従型のトレンドが確認できる。下降トレンド継続となっているところだが節目の存在には注意したい。買い方は黒チャネルを上抜けして欲しいが戻り高値の紫水平線を越えるまでは短期的な買いとなりそう。売り方はMA戻り売りをしたいところ。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA戻り売り
②黒チャネル及び紫MA上抜け後の押し目買い
③紫水平線上抜け後の押し目買い
【ポンドル】
週足
日足
4H
1H
週足は青チャネルの角度で推移。大きな下落を戻している最中とみる。節目となっている赤水平線の他、緑チャネル下限ラインが近い。日足でも同様の認識で上値の目標値が窺えるところ。4Hでは青チャネルの角度で観察しているが上昇の勢いが強い。現状戻り高値の紫水平線と緑チャネル下限を狙っていると見られるが抵抗になるラインが多く動きが鈍化する可能性がある。1Hでは黒チャネルの角度で推移。買い方としてはチャネル下限または紫MAの位置まで引きつけたい。売り方はこのラインを下抜けして欲しい。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MAまたは黒チャネル下限からの押し目買い
②黒チャネル下抜け後の戻り売り
③4H戻り高値紫水平線で反発後の戻り売り
④4H戻り高値紫水平線上抜け後の押し目買い
【ポン円】
週足
日足
4H
1H
週足は水色チャネルと黄色チャネルの角度が交錯している上に、ピンク切り上げラインと水色水平線の効き具合から大局的な行進具合は迷いを含んでいると思われる。日足は緑チャネル下限ラインや黒水平線がひとまずの目標値と見る。ただしうわずった場合は黄緑水平線も見えることからポイントでの反応に注意したい。4Hでは黒チャネルの角度で観察。赤切下げラインを入れて緑チャネル下限ラインとの間のゾーンを観察中。1Hでは直近紫切り上げラインを追加。買い方はこの切り上げラインと紫MAをサポートにしたいが上値の抵抗線が見えており、売買が難しいところ。売り方は黒チャネル下抜けが条件となっている他、天井圏の見極めを心がけたい。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA及び紫切り上げライン押し目買い
②赤切下げライン上抜け後の押し目買い
③黒チャネル下抜け後の戻り売り
【ユロドル】
週足
日足
4H
1H
週足は水色チャネルの外郭に赤チャネルを追加。今後の天底ラインとして機能する可能性を考慮すると同時に、急落急騰がダイヤモンドの軸になる可能性も引き続き警戒したいところ。日足では青チャネルラインの上限と黄緑チャネルの下限が見えるところで値動きに注意したい。4Hでは黒チャネルの角度で観察。急落3波の起点となった赤水平線及びネックラインの紫水平線に注意したい。1Hでは紫チャネルを黒チャネル内部に設定。黒チャネル上限、紫チャネル上限、そして赤水平線及び紫水平線の交差位置を抵抗帯及び目標値として警戒している。買い方としては大きく狙った売買は控えたいところで節目からの反発具合を気にしておきたい。売り方としては天井圏の把握に努めたい。現状売り買いともに様子見がよさそう。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA押し目買い
②黒チャネル下限で反発する場合、切下げラインを引いて上抜け後の買い
③赤水平線または紫水平線で反発後の戻り売り
③黒チャネル下抜け後の戻り売り
【ユロ円】
週足
日足
4H
1H
週足は水色チャネルの角度で観察。紫MAが上値を抑えている形が継続している。日足は紫チャネルを追加して広く見ている。現在はその紫チャネル及び赤チャネル上限からの反発となっている。4Hでは日足に描写した紫チャネルの他、裏チャネルを追加してズレを考慮している。青チャネルの角度は内部波動の補助的な役割と見てどちらかというとピンク切下げラインを重視しているところ。一応大きくみてWトップ形成の可能性も考慮しておきたい。1Hでは青チャネル下限からの切り返しが高値を捉える動きをしている。買い方は押し目を待ちたい。売り方は天井圏での反発を待ちたい。
従って取れる戦術は下記の通り。
①紫MA押し目買い
②紫チャネル上抜け後の押し目買い
③ピンク切下げラインで反発後の戻り売り
④Wトップ等パターン形成後の売り
【示唆まとめ】
現状展開が早く、そして大きいため大きな節目の意識が重要となると思う。押し安値戻り高値の位置を気にかけていきたい。全体としてそろそろ抵抗帯が想定できるところで切り返しの動き、中程度の調整の可能性を考慮したい。N字の意識、3波の意識が大切になってくると考える。分からなければ分かりそうなところまで待つ。分かったと思ったらトライ!