DAWN FX

The dawn is breaking

【週間示唆-振り返り38】

週間示唆は下記より。

 

dawnfx.hatenablog.com

 

ドル円

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先々週の急騰を超える急落という大きな動きとなった。一旦の調整としての下落は見込んでいたもののここまで落ちる可能性というのは小さく見積もっていた。示唆でも売りは天井圏のパターン形成のみとしていたので週明けの下落で戦略はかなりフラットになった。ポイントとしては緑丸のあたり。買い方にとっては絶好の押し目に見えるが、紫MAにも青切下げラインにも抑えられている。となれば目線切り替えで売りを考えたいのでもう一度トレンド戻りをつけた青丸が売り所となる。自分としては緑丸の上下にある青水平線で切り返すなら買い目線、紫切り上げラインを下抜けたら売りと考える。

 

【ポンドル】

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売り場は青丸3カ所で、そのうち2番目と3番目が本来の戻り売りのポイント。上下の動きが大きいので示唆時点では引けなかった青切り上げラインが週明けになって引けたという状況。示唆では売りの形として紫チャネル上限でのパターン形成後の売りとしていた。その紫チャネルを超えたのでもう一本直近の切下げラインを引いた。このラインを引いた理由は示唆でも述べたように、日足の緑MAと黄色200MAで上値を抑えられている環境認識があったので、基本的には売りで考えたい場面だからそのレジサポを把握するため。そして1時間足でWトップを形成したので右肩から売った。この場合のストップは直近高値でいいのでRRがとてもいい。

次に青切り上げラインを引くに当たって、示唆では紫MAを下抜けた場合の戻り売りと書いていた。とすると週明けの下落で紫MAを下抜けしたので戻り売りと考えたくなるが、ここは我慢する。なぜなら切り上げラインを引けるような状況から売るのがベストだと考えているから。切り上げラインを引くにはトレンドがいる。トレンドは最低でも3波構成になるので、その3波の完成を見てから売り買いをしたい。となると一度下抜けしてもそれがトレンド戻りであって転換ではないかもしれないと考える。3波構成はエリオット波動論でもいわゆる修正波の時に現れるとされている。

 

【ポン円】

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売り場となるのは青丸2カ所だが1つ目の青丸では売れなかった。紫切り上げライン抜けが甘いような気がして様子見していた。本来は赤切り上げラインの方が売りやすかったと思う。2つ目の青丸はレンジブレイク。黒チャネルは示唆時点は引けていなかったがこれはぜひとも引けておきたかったラインだった。来週の示唆読み取りで触れると思う。

 

【ユロドル】

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トレンドをつけながらの上昇で節目節目に買い所があったと思うので青丸2カ所に以外にも買い場はあったと思う。1つ目は紫MA上抜けの押し目から緑水平線まで。2つ目は緑水平線上抜けから青切下げラインまで。2つ目の方は緑MAが気になったので、高値更新から買っていく場面。上位のMAを気にする時と気にしないでいい時の把握をもっとできるようにしたいと思った。

 

【ユロ円】

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非常に惜しいことをしたと思ったペア。示唆時点に引いていた紫切下げラインは誤りで結果の方に引いた紫チャネルが正しかった。これを引いておけば売りの形のWトップ右肩の緑丸から売れたと思う。このチャネルが引けない場合、青切り上げライン抜け戻りの青丸が売り所。上位のMAが全て束になっているので戻りを阻む抵抗が強くなったと思う。

 

【振り返りまとめ】

ユロ円がもったいなかった。ポン円についても示唆時点で引けておくべきラインが引けていないのがあってそれも残念。売り買いの切り替えをするというのは言うのは簡単だが実際に変えるのは難しい。だからラインを引いて切替ポイントにするのだけど、引くラインが増えれば増えるほど判断が難しくなる。必要なラインだけを正確に引けるようになりたい。