【ドル円の展望と波の捉え方について】
ドル円の波の捉え方について、ここのところずいぶん悩まされてきた。というところで、どのように見ていけばよかったのかの検証を含めた今後の展望を自分なりに考えてみた。
検証するに当たって、こうして毎週示唆読み取りをしているというのは実に検証しやすくて助かるなとしみじみ思った。みんなにもオススメします。
①遡って2019年10月7日のドル円日足
②19年11月4日
③2019年12月2日
④2020年1月6日
⑤2020年2月3日
・・・涙ぐましい努力の跡が見えるw
自己分析をする中で大きなサイレントターニングポイントだったのは、下記の2019年10月14日の日足画像だと思う。
上記の示唆読み取り時には月足週足のピンク三角ライン内の動きという把握をしていた。ポイントとしては青水平線と青切下げラインの存在。このラインは翌週の示唆読み取りの日足画像にはすでに残っていなかったラインで、ここが大きなターニングポイントだったと思う。
今なら、青切下げラインを上抜けしつつあることとセットでピンク三角ライン内下限で逆三尊形成について言及できていたと思う。この逆三尊の認識があればその後の目線取りは青水平線を下抜けない限り、そしてピンクラインにタッチしない限り上目線を強めに継続できていたのではないかと思った。
なぜ逆三尊の捉え方ができなかったかというと週足日足レベルの大きな値動きで捉えるということができていなかったということだと思うし、ピンク三角ラインの内側のラインを下抜けしていることで下目線継続を強めてしまったと思う。ラインが増えることで起こる弊害を受けてしまった。
その後の値動きとしては局所的によく捉えられていた場面もあたっと思うが、最初の段階で辻褄が合わせられていなかったことが自分の中の迷いに繋がっていたと思う。
そこを踏まえて現在の動きを考えると下記の画像のように解釈できると思う。
ピンク三角ライン下限に逆三尊形成。三尊右肩の3波目でダイヤモンド形成し、上抜けするも高値失敗。平行レンジ形成で黄色丸で緑MAにサポートされ、緑切下げラインにタッチ。これを超えられなかったことで大きく下落し、赤チャネル内でWボトムをつけてようやく大きく上昇した。
チャートを学ぶ上で必要な要素がこんなにもぎっしり詰まっていることはとても幸せなことだと思う。ポイントとしては逆三尊形成後に大きく伸びなかったことで、波乱のチャートパターンのダイヤモンドを形成、それでも高値更新できず調整のレンジを作った。黄色丸のところの小さい平行レンジの等倍下げて、安値更新を果たし、ネックラインで溜めを作り高値更新でトレンド継続示唆。Wボトムを作って緑切下げライン上抜け達成というシナリオ。なんというか実に誠実なシナリオだと思った。
また緑切下げラインについては、色分けすると下記のようになる。
どこから当てるか悩んだものだが全部に当てておけばいいという結論に至ったのは大きな糧になると思う。
最後に今後の展望だが、Wボトムの値幅は達したので一旦の調整が入るのではないかと思う。日足逆三尊の値幅にはまだ達してないが、三角ラインの上限でもあり、ここを抜けて行けば上の赤水平線まで捉え得ると思う。ここを超えないということであれば三角ラインに従って再度下げていくのかもしれない。よって来週再来週の週足日足の形には十分注意したいと思う。