DAWN FX

The dawn is breaking

【週間示唆-振り返り】

週間示唆は下記より。

dawnfx.hatenablog.com

 

ドル円

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緑チャネル上抜け後の下落がチャネル内に復帰するものの、赤水平線でサポート。その後再度下落し、赤チャネル上抜けで200EMA付近の戻り高値でクローズ。

戦略①の「緑チャネル上抜け+紫水平線上抜け後、黒切り上げライン付近からの押し目買い」が近いが、黒切り上げラインの調整が必要だった。ただ戦略④の「赤水平線を下抜け後の戻り売り」という形ではない以上、順当に押し目が入ったとみるのが妥当か。

エントリポイントとしては図の青丸付近。根拠は黒切下げ上抜け+黒切り上げライン/緑チャネル上限がサポート化となる。実際の判断は紫のEMAとSMAが閉じるところからがジャストポイントとなる。

 

【ポンドル】

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基本的に売り目線で仕掛けていたのだが、どうも目先の値動きに翻弄されてしまった。もっとチャートを信用したい。戦略的には④の「三尊底の黒切り上げライン下抜け後の戻り売り」が採用されたパターン。しかし戻りは浅く、小さく、1Hレベルでみるとわかりやすい場面だった。また図の下の青丸のMA引きつけからの戻り売りもいい売り場だったか。

三尊から紫チャネル底に大きな逆三尊を想定していた中で、そこを下抜けた時点で、どのように見通しを立てるのかが重要な考察ポイントになった。そもそも紫チャネルは裏チャネルで、下落の行き先をある程度保証するが、上目線を前提に取ったチャネルなのでそこが否定された以上は、底値が未確定となり、トレンドの継続とN字を強く意識する必要がある。

つまり裏チャネル三尊否定は、平行三尊も否定する可能性が高くなる中で、環境認識を踏まえていれば、赤水平線の日足安値付近は想定できていなければならなかったと思う。

 

【ポン円】

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戦略②の「紫水平線上抜け後の押し目買い」の形になるかと思われたが、ギャップアップからのスタートのためにMAがついて来なかった。赤切り上げと黒チャネルがあって、唯一の売り場にできそうな青丸でエントリできなかった。反面底値から細かくロングで拾えたのでそれなりに収支はよかった。

 

【ユロドル】

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きれいな値動きの中で、雇用統計後黒チャネル下抜けでクローズ。戦略的には①の「紫水平線下抜け後の戻り売り」が採用されたパターン。ただ、これも戻りがローソク1本分で1H足に切り替えないと載りづらい所だった。赤丸の部分でもMA引きつけのいいポイントではあるが、ピンク水平線が非常に大事なラインでもあり、ここから売りを仕掛けるのは難しい場面だった。逆にピンク水平線下抜けからのエントリであれば、水色ゾーンまで狙えたと思う。

 

【ユロ円】

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黒切下げライン上抜けが甘く、その後の強い下落から少し切り返してクローズ。

戦略としては②の「黒切下げラインに抑えられ、黒切り上げライン下抜け後の戻り売り」が採用された形。これもウェッジからの下落なので勢いが強く、大した戻りがない場面で乗りづらい所だった。

底値からの切り返しについては短期足でないと難しかったか。

 

【ドルカナ】

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チャネルの底練りが続いており、やりづらい相場が続いている中、金曜日の夜に黒切下げラインを越えるかと思われたが、反発してクローズ。

戦略①の「紫水平線からの戻り売り」が採用されたパターン。何本か見送ってMAの下に潜ってきた辺りがエントリポイントになる。ただ赤水平線も気になる所で結局ノートレだった。

 

【カナダ円】

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カナダ円もギャップアップスタートだったが、青裏チャネルにサポートされたので上目線のままで見ていられた通貨ペア。戦略としては③の「黒水平線上抜け後の押し目買い」が採用されたパターン。押し目がどこに入るかはわからいとはいえ、青裏チャネルが効けばRRの考え方としてはまとめやすくなる場面だった。買い場はやはりMAに乗ってきた所でSAMとEMAの閉じる辺り。

 

 

【振り返りまとめ】

ギャップアップの処理について、自分の中に明確なルールがなかった。週初めの売り場に乗れなかったのが、反省ポイント。ただ分からないなら触らないという大原則があるので、その点は守りながら、分かるところだけやっていけたと思う。

ウエッジ系の下抜けは勢いが強く戻りが浅いことがある。基本的にはローソク足ダウ理論を適用させるという考えがあれば、乗れたであろうと思う。

またEMAとSMAを見ながらタイミングを取るトレードも多用するので今回のようなパターンはいいサンプルになった。