【週間示唆-7/1~7/6】
【ドル円】
緑チャネル上限付近に推移。上抜けするかどうかといった所。緑チャネルを上抜けした場合、直近高値の紫水平線がネックになるか。黒切り上げライン2種がサポートとして機能すれば上目線を取れるが、逆にチャネル内に復帰すれば売り優勢に変わる。
従って、取れる戦略は下記の通り。
①緑チャネル上抜け+紫水平線上抜け後、黒切り上げライン付近からの押し目買い
②緑チャネル上抜け後の押しが、緑チャネル上限でサポートされた事を確認後の買い
③紫水平線でWトップを作り、黒切り上げラインを下抜けたところからの売り
④赤水平線を下抜け後の戻り売り
【ポンドル】
三尊系のパターンがやや三角保ち合いの形に変形中。三尊の底に引かれる黒切り上げラインがレジサポ転換するかが1つ目のポイントか。また頂点から右肩に引かれる黒切下げラインが上値を抑えるかどうかに注目したい。赤チャネルライン底から引かれる黒切り上げラインは、チャート進行に合わせてずらしていくことになると思う。
赤チャネルは日足の進行を観察している。三尊底の黒ラインがサポートするのであれば赤チャネル上抜けとなり、本格的に目線が売りから買いへ推移していく可能性がある。
従って取れる戦略は下記の通り。
①三尊底の黒切り上げライン底からの買い
②三尊右肩ラインまたは、赤チャネル天井からの売り
③赤チャネル+右肩ライン上抜け後、紫水平線または赤チャネル天井からの押し目買い
④三尊底の黒切り上げライン下抜け後の戻り売り
【ポン円】
直近ではアセンディングトライアングルを形成中で、買い場の目安がつきやすい場面か。売り場も三角底からの黒切り上げラインを下抜けする場合と緑チャネル上限付近からの反発具合を観察したい所。
従って取れる戦略は下記の通り。
①三角の赤 / 黒切り上げライン底からの買い
②紫水平線上抜け後の押し目買い
③緑チャネル上限+赤水平線付近で頭を抑えられるようであれば、トレンド確認後の戻り売り
【ユロドル】
直近の揉み合いは日足では上下にヒゲの長いコマ足で、逆に言えば上下どちらかに抜け他場合の推進力をためている状況か。現状では緑チャネル上抜けの戻りが入ってない場面でもあり、押し目をつけるのかさらにチャネル上限を絡め取っていくかといったところ。またディセンディングトライアングルの形を作っているようにも見える場面。
従って取れる戦略は下記の通り。
①紫水平線下抜け後の戻り売り
②黒切下げライン上抜け後の押し目買い
③黒切下げライン付近からの売り
④緑チャネル上限に押しが入った場合の買い
【ユロ円】
日足ウォルフ系の波動の中で大きく推移しているところ。直近紫チャネルの推移で黒切下げラインに上値を抑えられている場面。このラインを上抜けする場合、直近高値の紫水平線がポイントになるかといったところで、これを抜ければチャネル上限が目標となるか。波の四角を取るか三角を取るかに注意していきたい局面。
従って取れる戦略は下記の通り。
①黒切り下げライン上抜け後の押し目買い
②黒切下げラインに抑えられ、黒切り上げライン下抜け後の戻り売り
③紫チャネル下限からの買い
【ドルカナ】
紫チャネル下限で推移。スイングは日足レベルのチャネル底を目指すようにも見える中で、基本的には戻り売りの場面。逆に買いで入るとすると売り圧力を覆さなければならないので様子見が必要になるか。
従って取れる戦略は下記の通り。
①紫水平線からの戻り売り
②紫チャネルと平行な黒切下げライン付近からの売り
③赤水平線への戻り売り
④紫水平線+黒切下げライン上抜け後の押し目買い
【カナダ円】
日足ウォルフ系の波動で推移。赤切下げラインへの戻りが入っていない状況ではあるが、直近は黒水平線を目指す動きか。急騰のため切り上げラインが引かれない場面であり、20MAを疑似トレンドラインとして見ていきたいところ。また1Hレベルではウェッジを作っているようにも見える場面で黒水平線との絡みも注意したい。
MA的にはまだ120と200はDCのままなのでもう1押しありそうにも見える場面。
従って取れる戦略は下記の通り。
①黒水平線で頭を抑えられる場合の売り
②赤切下げラインへの押しが入った場合の買い
③黒水平線上抜け後の押し目買い
【示唆まとめ】
7月スタートとなり、新たな動きが生まれそうなペアがちらほら。先週までの揉み合いから大きく動き出しそう。流れを想定するだけでなく、どんなところで売り買いのエントリをするのか、買い場で買う、売り場で売るということに集中したい。