DAWN FX

The dawn is breaking

【週間示唆-振り返り】

週間示唆は下記より。

 

dawnfx.hatenablog.com

 

 

ドル円

週半ばにひとまずの底を打ち切り返す。

戦略③の「黒切下げライン上抜け+紫水平線上抜け後の押し目買い」が採用された形で買い場は図の青丸の辺り。しかし週末、月末、G20と相場を左右する要素が多く見送りした。

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【ポンドル】

紫水平線の位置はヒゲ先が採用されたものの、高値圏で三尊を形成し、形としては戦略②の「現在値付近でwトップや三尊形成後の売り」が採用されているとも言えるが、右肩の揉み合いが続いたままクローズ。

この通貨では三尊の右肩の陽線が左肩の終値でクローズしたのを見て、次の陰線の始値からショートするも、揉み合って建値下で微益撤退となった。(図の青丸からエントリ)

左肩から右肩に引かれるサポート抜けが甘く、その時点で一度決済するのがベストだったかなと反省。

本来的にはこのサポート抜けの戻りから売るのがベターではあるが、今回はラインの中から仕掛けるということを意識して、ローソク足の形からエントリ判断した。

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【ポン円】

レンジを作りながら上下に振り回すような動きで、天底以外に入りようがない形となった。やはり示唆時点からの高値が意識されており、クローズ位置も紫水平線でとどまった。

戦略③の「黒ダウントレンド+直近高値の紫水平線上抜け後、黒チャネル下限付近からの押し目買い」というのが採用される形ではあるものの、図の赤いミドルサポートラインが引けていなければ青丸部では買いで入りづらいと思う。

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【ユロドル】

チャネル上限で抑えられて下落するも下値のサポートが固く、天井から引かれる黒切下げラインを上抜けしてクローズ。戦略③の「チャネル上限からのチャート形成を見て、抑えられるようであれば売り」という目線ではいたが、抑えの形として、Wトップ、大陰線、トレンドをつけて下落を想定していた中で、いずれも不十分な形となった。

従ってノーエントリが正解なのだが、黒切下げラインを信用して、20EMAと20SMAが閉じる辺りからショートしてしまい、そのまま損切りに・・・。

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【ユロ円】

きれいにトレンドをつけながら進行し、監視していたなかでは一番やりやすい形を作ったように思える。

戦略②の「赤水平線上抜け後の押し目買い」が効いた形だったのだが、なぜか躊躇してしまった。ストップの位置が決めづらく、あらかじめそこまできちんと考えていられればまた違ったかもしれないと反省。買い場は青丸の辺りで、ローソクがMAの上に乗っかったあたり。

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【ドルカナ】

続落しチャネル底圏の値動きとなった。戦略のいずれにも合致しなかったが、シンプルにMA引きつけから売ればいい相場だったか。とはいえネックラインがいくつもあって、なかなか売りづらい場面だったように感じた。

相場を難しくさせるのが自分ならば、そういう時こそシンプルにMA随行型のトレードをすればいいのかなと沈思黙考。

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【カナダ円】

ユロ円に次いでよい動きをした通貨だった。切下げラインを抜けて力強く上昇。日足のウォルフが効いているような感じか。

戦略①の「黒チャネル底がサポートすることを確認してからの買い」というよりも、戦略②の「紫水平線がサポートすることを確認後、黒切下げライン上抜け後の買い」が採用された形。

ただ紫水平線の位置が少し悪かった。戦略では黒切下げライン抜けの戻りを想定せず、即乗りをイメージしていたが、これはその通りでよかった。

根拠としては日足のウォルフの形と、MAのGC緑チャネル上抜けなどが重なって、上昇の圧力が強くなるとみられたためだが、そこまで強く信用していたわけでもなかったので半信半疑だった。今後の活かしたい。

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【振り返りまとめ】

G20がある中で、底値圏天井圏の難しい場面が重なった1週間でとにかく神経質になっていた。そんな中でどのペアに注目するか、トレードするのかの選定が大事だったと思う。チャンスを掴むには流れが読めるだけではなく、ポンドルで示したように、直近のローソク足の動きも重要になってくると感じた。

最後のカナダ円も切下げラインを抜ける前の大陰線からの連続陽線が日足のローソクでは下ヒゲのコマになっていて、重要な示唆だったと思う。

何を見て、何を汲み取るのか。今後の課題だ。